リフォームは初期状態に、リノベーションは追加価値を

改修工事をする…となるとリフォームとよく似ていますが、リフォームが新築当時の状態に戻そうという品質維持・修繕目的な事を指しているのに対して、リノベーションは間取りから設備まで、果てはTV番組の「大改造!!劇的ビフォーアフター(朝日放送制作)」にも見られる方法、骨組みだけにして改修する工事も含まれます(ボリューム的にほぼ建て替えに近い)。

リノベーションは何も機能的な事だけでなく、「住む事自体で満足感が得られそう」「親族や友達を呼んでみたい家」というデザイン重視のリノベーション物件もあります。この場合、定住・永住などを特に目的としていない事も多い為、思い切った間取りや設備を導入する事が出来ます。

また、住宅としての機能回復を目的だとしてもリフォームとリノベーションとでは、総工事費には差が出てきます。リフォームの場合は今支払える予算内で工事に取りかかれる反面、最終的には総工事費が高く付く可能性が出てきます。特に何十年と経過した物件なら、設備の老朽化、配管の劣化、水漏れ有無、基礎の痛み具合などが発覚する事もあり得ます。

すんなりリフォームが出来れば良いですが、リフォームする上で補強工事などの別の工事が発生したり、場合によっては床をあっちこっちでめくり返すような事も起こりかねないのでツギハギで工事を重ねていくリフォームは総工事費で高く付いてしまう事があるのです。

リノベーションで例えばスケルトン工法(骨組みにして、あらゆる部分を一度に修繕していく)を実施する場合は予算が500万円や1000万円と掛かってきますが、住宅としての機能回復は工事の品質も均一になりやすく、住宅としての機能も新築同様に回復させる事が可能でしょう。

リフォームを重ねすぎると総工事費が高く付く
リノベーションを考えるなら基礎や構造体だけはシッカリと
時代に沿って思い切った間取り変更や、設備投入がしやすい

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